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生活介護事業所るばーと

施設紹介

生活介護事業所るばーと
TEL:022-382-9851 
『るばーと』とは、「それぞれのペースで」という意味の音楽用語が由来となっています。

利用者が自立した日常生活または社会生活を営むことができるよう、常時介護を要する利用者に対して、排泄や食事の介護、創作的活動または生産活動の機会の提供、その他の便宜を適切かつ効果的に行うことを目的として運営しています。

・集団での活動が多い「主たる事業所『上余田施設』」
・個別支援を主とする「従たる事業所『柳田施設』」
 に分かれて活動しています。

事業開始:平成14年12月(平成22年8月に更生施設から生活介護事業移行)
利用定員:40名 / 令和6年度現在の契約者数 50名

るばーとの紹介・目次

生活介護とは

生活全般の介助・介護、生活に関する相談、助言など幅広いサービスを提供しています

常に介護を必要とする方に対して、主に昼間において、入浴・排せつ・食事等の介護、調理・洗濯・掃除等の家事、生活等に関する相談・助言その他の必要な日常生活上の支援、創作的活動・生産活動の機会提供のほか、身体機能や生活能力の向上のために必要な援助を行います。 

  • 自立の促進、生活の改善、身体機能の維持向上を目的として通所によりさまざまなサービスを提供し、障害のある方の社会参加と福祉の増進を支援します。

主たる事業所「上余田施設」

 「地域のなかで当たり前の暮らしを」
 そんな利用者様ご本人やご家族の願いが形となり、昭和59年3月に立ち上がった「名取市福祉作業所みのり園」。
 十数年の運営の中で、これからも増えていく利用者様の選択肢のひとつとして、平成14年12月に更生施設として運営を開始したのがるばーとです。

 沿岸部であった下増田広浦地区での運営を経て、平成22年8月に事業移行降し生活介護事業となり、平成25年4月からは現在の場所、名取市上余田で運営を行っています。
 
 現在は50名の方がご利用になっており、内39名が主たる事業所、上余田施設に通われています。
 一人ひとりの得意なことや環境に合わせいくつかのグループに分かれており、地域のボランティアさんとの交流や大学・専門学校からの実習生の受入等、多くの方と交流をしながら日々、活動を行っています。

従たる事業所「柳田施設みどり」

小規模、少人数で力を発揮することができる利用者に対して、自立した生活を営むことができるよう支援を行います。

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「話し声や物音に敏感」
「たくさんの音が聞こえると、どの音を聞いていいかわからない」
「ほかの人の動きや視線が気になる」
「慣れていない人が近くにいると、不安になる」
障がいがある方が自分や他の人を傷つけてしまったり、物を壊してしまうような、いわゆる『問題行動』を起こしてしまう背景には、そういったご本人の「困った」があります。

「慣れ」や「しつけ」の問題と捉えず、力が発揮しやすい環境を一人ひとりに合わせて整え、ご本人が安心して過ごせるよう支援を行うことを目的に、平成31年4月にるばーとの従たる事業所として立ち上がったのが『柳田施設みどり』です。

令和6年4月現在、11名の方がビーズ製品やみのり虫つくり等の創作作業、自立課題、機能維持のための運動などに取り組んでいます。

活動班の紹介

るばーとでは、利用者様一人ひとりの障がい特性や得意なことに合わせて、班毎に活動しています。

とはいえ、そこまで厳格なものではなく、一部のリサイクル活動や交流会などのイベントでは、合同で行うこともあります。

班の名前は、以前は年に1度変わっていましたが、「るばーと」と関連させ音楽に繋がる名前に統一しようとなり、今に至っています。

アニモ班

〇班の名前の由来
アニモの意味は音楽用語で心、魂、精神と言うという意味です。
利用者様1人ひとりの有りのままの気持ちを大切にし、穏やかな心で過ごして頂くことを目標に日々活動しています。
 
〇どんな方が過ごしている?
自閉症の方が半数以上いるグループです。静かな環境で作業をしたい方も多く過ごしており、集中し見通しを持って活動に取り組めるよう、ご本人の特性に合わせて個別のスケジュールを作成し活動を行っています。
手芸品やビーズ製品の作成等、細かな作業が得意な方が多いグループでもあります。
従たる事業所「柳田施設みどり」も、アニモ班の一部であり、みのりむし作成にも取組んでいます。
 
〇主な活動
・外での作業…公民館での使用済み天ぷら油回収や空き缶の回収作業に取り組んでいます。
・運動…ダイエットや発散など目的は様々ですが、1日のスケジュールに運動の時間も取り入れています。車でドライブ後公園を歩く方、広い廊下を黙々と歩く方、個別にストレッチや筋トレも行っています。
・軽作業・自立課題・作業課題…自立課題では、最初から終わりまで自分一人で取り組めるものを、作業課題ではアイロンビーズの色分け、貼り絵、シュレッター等、お仕事や製品作りに繋がるものにチャレンジして頂いており、いずれも自信や達成感が持てることを大切にして、支援を行なっています。
・みのりむし作成…法人のマスコットキャラクターである「みのりむし」バドミントンのシャトルを加工し、毛糸を巻き…と、日々作成に取組んでいます。
 
〇一日のスケジュール
10:00~午前の活動(作業、運動、水分補給等)
11:00~昼食準備
12:00~昼食
12;45~ウォーキング組出発
13;30~午後の活動(室内ウォーキング、掃除)
14;50~15;50 それぞれ降所
 
 
〇外部の方にアピールしたい事等
自閉症支援を学んだ職員を中心に支援を展開しているグループです。一人ひとりの利用者様の得意なことを活かし、強みを引き出す環境作りを行っています。使用済み天ぷら油回収や空き缶の回収などのお仕事にも一生懸命取り組んでおり、地域の方との交流も大切にしています。
利用者さんが安心して楽しく過ごせるように、利用者様の素敵な笑顔に職員一同元気をもらいながら日々を過ごしています。

ユニゾン班

〇班の名前の由来
 ユニゾンとは音楽用語で複数の声部が同じ旋律、音程で合奏、合唱することとあります。簡単に言うと合わさるという意味があります。合わさるということでより素晴らしく、壮大な旋律が生まれるということになります。そんな意味から1人1人分け隔てなく利用者さん、職員、この班に関わる全ての人たち皆で、より良い未来へ一緒に歩んで行こうということで班名に据えています。

〇どんな方が過ごしている?
 知的と身体、両方に重い障がいがある、「重症心身障がい者」とも呼ばれる方が多く過ごしており、他班よりもゆっくりとしたペースで過ごしています。

〇主な活動
 身体の機能維持に主体を置いた活動、感覚(触覚、音、味覚)を刺激する活動を主に行っています。全体として行う活動はリズムに合わせて身体を動かす「音楽体操」、季節に合わせた掲示物の作成を行う「創作活動」、週の終わりに1週間お疲れさまでした、ということで「お茶会」、昼食後の一息「リラックスタイム」など班全体で行っています。また、個別の支援課題に沿った「個別メニュー」など1週間を通して行っています。この他にも外出や入浴なども行っています。

〇1日のスケジュール
 9:50 体操 朝の会   
10:00 午前の活動  
11:00 昼食前準備
12:00 昼食 リラックスタイム
13:40 午後の活動
14:00 帰り準備
14:20 帰りの会 以降随時降所


〇外部の方にアピールしたいこと
利用者の方々は障がいが重い方たちが主です。「その人だからできた、その人がいなかったら出来なかった」と思ってもらえるよう、利用者、職員一同日々の活動を行っています。もし良かったら日々の様子を見学にいらして私たちとユニゾンしていきませんか?お待ちしてます!!

メロディ班

〇班の名前の由来

 “色々な音を奏でていく”という意味を込めてメロディー班という名前にしました。

 メロディーとは、「ある高さと長さをもついくつかの楽音が前後に連続して、進行する音楽的内容をもつもの」とされています。活動内容は異なりますが、一人一人が個別の目標に向かって頑張る、という思いも込められています。

 

〇どんな方が過ごしている?

 主に、知的に障がいがある方が12名過ごしています。身の回りのことをある程度できる方もいれば、介助を必要としている方もいます。皆さん人と関わることが好きな方が多く、話し言葉だけでなく、手話やジェスチャーなど様々な関わり方でお話して下さいます。お仕事が好きな方が多く、積極的に取り組んでいます

 

〇主な活動

・ダイエットや介護予防など目的とした廊下や近隣を歩くウォーキング、体操などの運動

・一人ひとりの得意な事を活かす作業課題や製品作り。主にビーズブレスレット・ビーズチャーム・スライム・アロマ消臭剤を作っています。

・その方の「できること」を増やす一人ひとりに合わせた自立課題

・地域の方々と関わりながら取り組む、使用済み天ぷら油回収や新聞紙・段ボールなどを回収するエコ活動にも取り組んでいます。

 

〇1日のスケジュール

 8:45~ 随時登所

10:00 ラジオ体操・朝の会   

10:10 運動や作業

11:30 昼食前準備

11:45 昼食/リラックスタイム

13:30 ウォーキング、掃除

13:40 午後の活動

14:25 帰りの会/以降随時降所

 

〇外部の方にアピールしたいこと

 利用者さんの製品は、どれも素敵なものばかりです。一生懸命、丁寧に作り上げた製品は、バザーや祝日営業日(14時30分頃~)販売しています。現在、みのり会公認キャラクター“みのりむし”の製作にもチャレンジ中です!!

 笑顔で元気いっぱいな利用者さんにぜひ会いに来てください見学いつでもお待ちしております♬

ご利用にあたり

ご利用になれる方(対象者)
サービスの申し込みから利用開始まで
利用時にご用意いただくもの(一例)

創作・生産的活動の提供

●機織り作業
利用者様がさおり織りで生地を作り、製品への仕上げはボランティアの皆さんにご協力いただいています。
財布、バッグ、小物入れ……様々な製品になっている、人気商品の一つです。
 
●リサイクル活動
・名取市からの委託を受け行なう、使用済み天ぷら油の回収
・(有)安島商店様にご協力いただいている、空き缶回収
・フレスコキクチ美田園店様と行う、新聞紙や段ボール等の回収を行なう、「はっぴぃエコ活動」
など、数多くのリサイクル活動に取り組んでいます。
●自立課題・作業課題
利用者様一人ひとりの特性・個性・能力・意欲に合わせて、
自分一人のちからで取り組み、満足感や達成感を高める「自立課題」
軽作業や製品つくりに関わり、作業能力の向上を目的とした「作業課題」
に取り組んでいます。
●外部交流
みのり会後援会に協力いただいての芋煮会。
専門学校生徒や高校生との交流会。
お祭りやイベントへの出店。

「共に生きる町づくりを目指して」のスローガンのもと、様々な地域交流の場を設けています。

日常生活におけるサービス

●入浴サービス
ご家庭で入浴が難しい方に対して、入浴支援を行ないます。
●食事介助
ご利用者様の状態に合わせ普通食、きざみ、粥食なども対応しています。
●排せつケア
排せつケアは、ご利用者様の身体の状態に合わせ、介助いたします。
●健康状態のチェック
常勤の看護師が血圧・脈拍・体温などの測定と体調チェックを行います。

ご利用料金

利用料負担:所得に応じた自己負担の上限月額があります。ただし、上限月額よりもサービスに係る費用の1割の金額の方が低い場合には、その金額をお支払いただきます。
実費負担:食費などについての実費負担がございます。

施設概要

施設名称
生活介護事業所るばーと(宮城県 第0410700033号)
所在地
主たる事業所 〒981-1222 名取市上余田字千刈田528-1
従たる事業所 〒981-1224 名取市増田字柳田379-1
利用時間
9:00~16:00(月曜日~金曜日)
利用定員
40名(主たる事業所:34名/従たる事業所:6名)
職員数
施設長/サービス管理責任者/看護師/主任生活支援員:各1名
生活支援員:13名(正職員5名、準職員8名)
生活支援員補助:6名
管理栄養士:1名 /医師(非常勤):1名/事務職員:1名
休業日
土・日・年末年始(12/29~1/3)
施設長
菊地  浩
サービス管理責任者
菊地  浩
開設年月日
主たる事業所 平成23年 8月 1日
従たる事業所 平成31日 4月 1日
相談窓口
TEL:022-382-9851
虐待防止に対する責任者
施設長 菊地  浩

▼ファイルダウンロード(ご自由にご覧下さい)

みのり会の位置
名取市みのり園の位置
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